一般的に子宮頸がんの検診では、子宮頚部(子宮の入り口)を、先にブラシのついた専用の器具で擦って細胞を採り、
異常な細胞を顕微鏡で調べる検査(細胞診)ですが、
わたしは、市の子宮頸がん検診で、「異常あり」の診断を受け、
産婦人科で再検査を受けました。
はじめは、市の検診と同じ様な、ブラシでの細胞診をして、
ハイリスクHPVウイルス(100種類くらいいるHPVウイルスの中で、子宮がんのリスクになると考えられている15種類のHPVウイルス)
に感染しているかどうかを調べました。
すると、私の場合は、16型、18型は陰性でしたが、その他のハイリスク型に感染しているとの結果でした。
この結果を受けて、次の精密検査をしました。
今度は、子宮頚部(子宮の入り口)の2か所を採って、どの型のHPVウイルスが居るのかと、子宮頚の状態がどの様になっているのか、より詳しくみる検査をしました。
今度は、ブラシで擦るのではなく、細胞を採るので、想像では痛い検査なのだと思っていたのですが、
感想は、「ん?もう終わったの?」と言う感じでした。
正直、先生が「針もらおうかな。」なんて言葉が聴こえて来て、「こわい~」って思った直後、
「あれ?なんかチクンとした?」みたいなのを一回感じたような。。。
という感じでしたが、
検査はそんな激痛とかじゃなく、体感的にはわたしは、ブラシのとあまり変わらなかったです。
でも、先生から「膣にガーゼ(止血の為)が入ってるので、2時間で取ってください。」と言われて、
看護婦さんからも「一週間くらいは出血があるかもしれないので。」とナプキンを渡されました。
今日は湯舟も入らないでくださいとの事でした。
なので、細胞をやっぱり採って、出血はあるみたいです。
また検査結果は2週間後。。。また2週間か。。長すぎる。。。(1回目のブラシの検査の時も2週間かかりドキドキしてたのに。)
その後、買い物へ行ったりなんだりしていて、そこのトイレに行った時に膣に入ってたガーゼを取りました。
取りやすい様に、ガーゼの先端が膣から出ていました。
引っ張ってみると、ながーーーいガーゼがビローンって出てきた~!!!
こんなに長いの入ってたんだ。。。
やっぱり一番奥のところには血液がついていました。
とりあえず今回の検査はこんな感じでした。
ただでさえ、検査の結果にドキドキしているのに、検査の痛みまで心配するのは、心の負担が。。。
と思い、今回のブログを書いてみました。
きっと私見たいに、検査の結果を心配して、落ち込んでいる人がいるんだろうな。
でも、検査は痛くなかった。大丈夫。
私は、今回HPV陽性っていう結果、すごくショックだったけど、
検査の結果、もし子宮頚がんへ移行してしまったら、とか、もう既に子宮頚がんだったらとか、いろいろ考えるけど、
自分を振り返るタイミングになりました。
今まで、自分自身に我慢させて、無理をさせて、たくさんストレスを溜め込んで来てしまったこと。
私のストレスや我慢を、子宮が受け止めて来てくれたのかもしれない。
自分をもっと大事にしてあげたいと思いました。
人の目なんていい。(気になるけどね。)
もっと大事なのって、自分がどう思ってるの?って聞いてあげること。
自分の感じた事、寂しさだったり、怒りだったり、感じていいって許してあげること。
そして、それをごまかさないで、ちゃんと「悲しかったんだね。」「嫌だったよね。」と受け止めてあげること。
自分が自分を許してあげること。
誰より、私が私を大事にしてあげること。
そして、私を守ってくれている、60億個の細胞と、私自身の心にも「ありがとう。」って言う事。
病気や、身体の異変は、自分が行く方向が「違うよー。」「そうじゃないよー。」って教えてくれているサインなんだと思います。
自分を大事にしよう。
そう思います。