お金と『罪悪感』
『豊かさ』というのは、お金だけではなく、愛、人間関係、パートナーとか、チャンスもそうだし、いろいろあります。
豊かさのひとつの要素が『お金』です。
お金は本当にドラマチックに、どの時代も、何前年前も、この貨幣経済が始まって以降は、このお金って言うものをベースにして、いろんなドラマを体験してきました。
貧しい人が居て、普通の人が居て、そして、豊かな人も居て、そこから豊かな人とそうじゃない人の摩擦とか、いろんなのがありましたよね。
または、そうじゃない人同士の摩擦とかって、ありましたけど。
お金にいちばんくっつけやすい周波数っていうのがあるんですよ。『罪悪感』なのね。
例えば世界中を見まわした時に、お金持ちの人って居ますけど、私生活がめちゃくちゃだったりするのね。
ものすごい資産家って言われてる人って、例えば身体に病気を持っていたり、家庭環境が不和で、めちゃくちゃになって居たりとかね。
だけどそれって、『罪悪感』をくっつけるからなんですよね。
で、『罪悪感』をくっつけると、「こんなに家庭環境が悪いんだから、自分はこんな病気にむしばまれているんだから、これだけ(お金を)持ってたっていいでしょ。」になるの。つまりね、お金を持つことが良くないことだって風潮が、「ほしい。ほしい。」といいながらあるんですよね。
お金はただのエネルギー
お金は本来ただのエネルギーなので、汚いも綺麗も無いし、悪いも良いも本来は無いんですね。
ただのエネルギーとしてお金を捉えることが出来れば、なんの問題も無いんだけど、やっぱり眠っているとね、僕たちは、世間の目とか、お金を稼ぐという事に対して、お金に対する汚い印象とか言われたりするじゃない。
汚い手口でお金を稼いでいるとか、まっとうに働いてる人っていうのはお金が得られないとかさ、昔からそんなドラマがあるでしょ?
そうすると、お金に対して、良くないんじゃないかとか。
小さい時にも言われたじゃない?「お金バッチイよ。」とか。バッチイってさ、いろんな人が触るからバッチイだったんだけど、でもそれはお金は汚いの刷り込みになっちゃったりするのね。
そうすると、大人になっても、深いところで残り続けていて、お金は良くないもの、汚いものって言う印象から、お金が欲しいと思いながらなかなかお金を手に入れられないって言う、人生の流れの創り方になっちゃうのね。
お金に対しては、汚いとか罪悪感とかくっつきやすいんで、お金を持つための理由作りが始まるんですよ。
さっきも言ったみたいに、これだけお金を持っている、けど無意識レベルで、「この人汚いお金をたくさん持っている」って思われるんじゃないか。その時に、こういう理由が用意されている、「自分の家庭環境はこんなに悪くって、こんなに不幸なんだよ。だから、こんなに不幸なオレがお金をちょっとくらい多く持ってたっていいじゃないか!」
でもそんなのいらないでしょ?お金はただのエネルギー。
僕たちは本来豊かな存在。豊かさを享受するのは当たり前。だから感謝して、豊かさを享受する。
この構図でいいんですよね。
だからお金を『特別なもの』にしないでください。
お金も『豊かさ』というエネルギーの形だから、みんなが普段から豊かさっていうものを受け取る意識って言うのかな、オープンさって言うのかな、それを育てていく事が出来れば、ほんとにみんな豊かになって行けるから!
僕たちって本質は『豊かさ』だから、みんな豊かになれるんですよ。
『不足の意識』
それは、お金をいくら持ってるって事じゃないんですよね。1億円持ってるから豊かで、100万円だったら豊かじゃないじゃないんですね。
結局、足りないという、『不足の意識』が豊かにさせない元凶になっていてね、だから1億円持っていても、「まだ足りない。まだ足りない。」って思う人も居ますよね。
でも100万円もってても十分って思う人も居ますよね。
この十分という『満ちた豊かさの意識』が、さらなる豊かさを人生に招き入れることになります。
それは、お金を通さないかもしれません。誰かから物をもらうかもしれない。自分が望んでいる物を誰かから貰うかもしれない。でも、それでいいんですよね。
お金をいくら持っているかじゃないんですよね。
『持ってるほう』に意識が向けられるひとは豊かになっていけます。『豊かさの意識』
例えば、一回に稼げる値段が100万円かもしれない。でも、例えば身体が健康だったら、常に100万円を生み出せる訳ですよね。単純に言って。
でも、1億円持ってる人でも、身体が病気になり、動けなくなってしまった時に、もうそれ以上生み出せない訳ですよね。
なんで、いくら持っているかとか、形じゃないんだっていう事なんですね。
自分が豊さの意識から、100万円であっても、継続的にコンスタンスに生み出すことができる。って言ったら常に循環させていく事が出来るって事なんですよね。
どれだけ持っていても、使ってしまう事に対して、減って行ってしまうじゃないかって不足の意識を持っていると、常に減って行くことが怖いわけですよね。
10億円もっていても「今、1億円使っちゃったから9億円しかないじゃない。」
でも、一般的に見て、「9億もあるでしょ。」って思う訳じゃない。
それがさっき言った、『不足の意識』と『豊かさの意識』の違いなんですよね。
出し惜しみせず与える
大事なポイントはね、出す時は出し惜しみせず与えるんです。
それは、お金のことだけじゃないです。情報にしても、自分がやれる事にしても、出し惜しみをしないって言うのは凄く大事なことなんですよね。
出し惜しみをしないで与えるので、言い方を変えると与えたいから与えるんですけどね、『与えたものを受け取る』という宇宙の法則があるので、出し惜しみせずに与える事が出来たなら、必ずそれを受け取ることが出来るんです。
でも、受け取る為に与える訳ではないんですね。